ヨーグルトメーカーで作ったのに、
完成したヨーグルトがシャバシャバ。
「分量も時間も合っているはずなのに、なぜ固まらないの?」
何度も同じ失敗を繰り返しました。
布巾で水切りしてみたものの、水分だけではなく、食べられるヨーグルトの量まで減ってしまう。
せっかく作ったのに、これでは少し悲しいですよね。
この記事では、何度もシャバシャバで失敗していた私が、
現在実践している作り方と、固まりにくい原因をまとめます。
固めに作れた後のお楽しみとして、我が家で毎日のように食べている「コクとろハニーナッツ」もご紹介します。
この記事で紹介する「固め」とは、発酵した形をそのまま残す固形タイプではありません。
混ぜても水っぽく流れにくい、滑らかでもったりした食感です。
結論|ヨーグルトメーカーで固めに作る5つのポイント
先に結論からお伝えします。
我が家で、もったり固めのヨーグルトを安定して作るために意識しているのは、次の5つです。
- 牛乳900mlと種ヨーグルト100gの分量を守る
- 種ヨーグルトの固まりがなくなるまで混ぜる
- 42℃・9時間を目安に発酵させる
- 完成後は清潔な容器へ移し、滑らかになるまで混ぜる
- 蓋をせずに冷蔵庫で冷やし、十分に冷えたら蓋をする
材料、分量、温度、時間を毎回変えてしまうと、失敗したときに原因が分からなくなります。
まずは同じ組み合わせと手順で作り、仕上がりを安定させることが大切です。
本記事で紹介するのは、
我が家で使用しているアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーと材料で安定した方法です。
機種や種ヨーグルトによって適した設定が異なる場合があるため、
使用中のヨーグルトメーカーの取扱説明書も確認してください。
ヨーグルトメーカーで固めに作る方法
ここからは、我が家で実際に行っている作り方を順番にご紹介します。
用意する材料と道具
- 牛乳:900ml
- 市販のプレーンヨーグルト:100g
- アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー
- 小さな泡立て器
- ジップロックコンテナ1100ml・正方形タイプ
我が家では、農協牛乳と農協ヨーグルトを使っています。
いろいろ試した結果、現在はこの組み合わせに落ち着きました。
使用する泡立て器や保存容器は、事前によく洗い、清潔なものを使います。
容器を使って発酵させる機種では、取扱説明書に従って消毒してください。
牛乳900mlに種ヨーグルト100gを入れる
1Lの牛乳パックから牛乳を100ml取り出し、パック内を900mlにします。
そこへ、種になるプレーンヨーグルトを100g入れます。
このとき、「少しくらい多くても大丈夫だろう」と目分量にせず、最初はきちんと量るのがおすすめです。
私は分量を固定してから、仕上がりのブレが少なくなりました。
種ヨーグルトの固まりがなくなるまで混ぜる
牛乳パックの中で、種ヨーグルトの固まりが崩れるまで混ぜます。
大きなダマが残ったままだと、全体が均一に混ざりにくくなります。
牛乳パックの底まで届く長さがあり、パックの口から入れやすい小さな泡立て器があると便利です。
42℃・9時間で発酵させる
牛乳パックをヨーグルトメーカーへセットし、42℃・9時間で発酵させます。
アイリスオーヤマの公式レシピでも、牛乳900mlと市販ヨーグルト100gを使用し、42℃・9時間が目安として紹介されています。
あとは待つだけ。
最初に完成したときは、
TENお〜〜!本当に増えてる(笑)
と、素直に感動しました。


完成したらジップロックコンテナへ移してしっかり混ぜる
発酵が終わったら、完成したヨーグルトを清潔なジップロックコンテナへ移します。
ここで、ダマがなくなり、全体が滑らかになるまでしっかり混ぜます。
発酵後に一度混ぜて全体を均一にしてから冷やした方が、シャバシャバになりにくく、
もったりした食感に仕上がります。
蓋をせずに冷蔵庫で冷やし、十分に冷えたら蓋をする
混ぜ終わったら、すぐに蓋を閉めず、そのまま冷蔵庫へ入れます。
冷やし始めに蓋をしないことで、容器内に水滴がこもりにくくなり、
余分な水分も抜けやすくなると感じています。
そして、ヨーグルトが十分に冷えたら蓋をします。
蓋を外すのは冷やしている間だけです。
冷えた後も開けたまま保存すると、冷蔵庫内のにおい移りや異物・雑菌の混入が気になります。生肉や魚の近く、においの強い食品の近くは避け、十分に冷えたら蓋を閉めてください。
一般的なヨーグルトの保存では、10℃以下で、蓋をしっかり閉め、振動を避けることが案内されています。
蓋をした後は、なるべく振動を与えずに保存します。
このひと手間を加え、十分に冷えると、スプーンですくえる滑らかでもったりしたヨーグルトになります。
最初はシャバシャバに失敗|固めに作れるまでの実体験
発酵できても、市販品のような食感にならなかった
ヨーグルトメーカーを使い始めた頃は、私もよく失敗しました。
ヨーグルトらしい酸味はある。
でも、スプーンですくうと流れてしまう。
「ヨーグルトにはなっているけれど、求めていた食感ではない」
そんな状態です。
ある意味飲むヨーグルトに近い(笑)
ただヨーグルトが増えればいいわけではありません。
毎日食べるものだからこそ、市販品のようにおいしく、食べ応えのあるヨーグルトを作りたかったのです。
水切りでは、食べられる量まで減ってしまった
シャバシャバを解決しようと、布巾を使って水切りしたこともあります。
確かに水分は抜けました。
しかし、その分だけ完成量も減ってしまいます。
濃厚な水切りヨーグルトを作りたいならよい方法ですが、
我が家の目的は約1kgのヨーグルトを家族でたっぷり食べること。
量を減らさず固めに近づける方法を探しました。
材料と工程を固定したら、仕上がりが安定した
最終的に落ち着いたのが、
- 農協牛乳900ml
- 農協ヨーグルト100g
- 42℃・9時間
- 発酵後に容器へ移してしっかり混ぜる
- 蓋をせずに冷蔵し、冷えたら蓋をする
という現在の方法です。
毎回同じ材料と手順にしたことで、「今回はなぜゆるいんだろう」と悩むことが減りました。
地味ですが、この再現性が一番助かっています。
ヨーグルトメーカーで固まらない・シャバシャバになる原因
ヨーグルトが固まらない原因は、一つとは限りません。
失敗したときは、次の項目を順番に確認してみてください。
牛乳と種ヨーグルトの分量がずれている
まず確認したいのが分量です。
我が家では、牛乳900mlに対して種ヨーグルト100g。
毎回この比率を守っています。
慣れるまでは目分量にせず、計量して作る方が原因を切り分けやすくなります。
使用した牛乳がヨーグルト作りに合っていない
同じ「白い牛乳」に見えても、パッケージの種類別名称は異なります。
固まりやすさを優先するなら、
まずは種類別名称が「牛乳」のものを選び、
使用機種の説明書で推奨されている牛乳を確認するのが安心です。
低温殺菌牛乳は、一般的な牛乳より固まりにくい場合があります。
低脂肪乳、加工乳、乳飲料なども、使用できるかどうかを取扱説明書で確認してください。
種ヨーグルトが均一に混ざっていない
種ヨーグルトの固まりが大きく残っていると、牛乳全体へ均一に混ざりにくくなります。
発酵前は、固形ヨーグルトが崩れるまで丁寧に混ぜます。
ただし、必要以上に時間をかけてかき回すのではなく、ダマがなくなったらセットします。
温度または発酵時間が合っていない
プレーンヨーグルトとカスピ海ヨーグルトでは、適した温度が異なります。
我が家のプレーンヨーグルトは42℃・9時間ですが、使う種菌によっては同じ設定が合わないこともあります。
「固まらないから」と自己判断で長時間追加発酵する前に、種ヨーグルトと本体の説明を確認してください。
器具や容器の衛生管理が不十分
牛乳は開封後、ほかの微生物も増えやすい食品です。
泡立て器、スプーン、保存容器は清潔なものを使い、作業前には手も洗います。
作ったヨーグルトを次回の種として何度も使い回すのではなく、
我が家では毎回、市販の新しいヨーグルトを使っています。
日本乳業協会も、家庭で手作りする場合は容器を正しく殺菌し、種菌は都度新しいものを使う方法をすすめています。
冷やす前から固形ヨーグルトと同じ硬さを期待している
発酵直後は温かく、冷蔵後よりやわらかく感じます。
我が家では、発酵直後の状態だけで失敗と判断しません。
容器へ移して混ぜ、冷蔵庫で十分に冷やしてから、最終的な固さを確認しています。
固めに仕上げる牛乳と種ヨーグルト|我が家の量産セット
試行錯誤した結果、現在利用しているのは次の組み合わせです。
- アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー
- 農協ヨーグルト
- 農協牛乳
- 小さな泡立て器
- ジップロックコンテナ1100ml
同じメーカーの牛乳とヨーグルトを組み合わせることに、必ず固くなるという根拠があるわけではありません。
ただ、味の違和感が少なく、市販の農協ヨーグルトに近い仕上がりだと感じています。
約1kgならジップロックコンテナ1100mlがちょうどいい
完成した約1kgのヨーグルトは、ジップロックコンテナの1100ml・正方形タイプに移しています。
牛乳パックから移したヨーグルトがちょうど収まり、混ぜるスペースも確保できます。
まさにシンデレラフィットでした。




シャバシャバになったヨーグルトはどうする?
思ったよりやわらかく仕上がっても、すぐに捨てる必要があるとは限りません。
まずは冷蔵庫でしっかり冷やして確認する
発酵直後は温かいため、冷えた状態よりやわらかく感じます。
清潔な容器へ移して混ぜ、十分に冷えてから固さを判断しましょう。
冷やすことで、発酵直後よりもったりすることがあります。
食べられる状態なら、飲むヨーグルトや料理へ使う
固さが足りないだけで、作り方や保存に問題がなく、
異常がない場合は、飲むヨーグルトのように楽しむ方法もあります。
水切りして濃厚にする方法もありますが、私が試したときは完成量がかなり減りました。
量を残したい人には、最初から材料と工程を固定して作り直す方が合っていると思います。



どうしてもシャバシャバすぎるときは、
カレーに入れるとコクが出ておいしくなります。
異臭・変色・強い違和感があれば食べない
いつもと違うにおい、変色、カビ、強い苦味など、少しでも違和感がある場合は食べないでください。
固まらなかったものを自己判断で何度も追加発酵させるのではなく、使用機種の説明書やメーカーへ確認する方が安心です。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを使った感想
今回の主役は「固めに作る方法」ですが、これからヨーグルトメーカーを買う人や、買い替えを検討している人に向けて、実際に使って感じたこともまとめます。
牛乳パックのまま約1kg作れる
一番助かっているのは、ヨーグルト100gを種として、牛乳900mlから約1kg作れることです。
牛乳パックのまま発酵できるため、専用容器へ牛乳を注ぎ替えてからセットする手間がありません。
家族全員がヨーグルトを食べる我が家では、どんどん量産しています。
冷蔵庫がヨーグルトで埋まりにくくなった
購入前の我が家は、400gのヨーグルトを一度に4個、5個と買っていました。


おいしいのですが、かなり場所を取ります。
ヨーグルトメーカーを使い始めてからは、
種にするヨーグルトを週に1個買うかどうかになり、
冷蔵庫のスペースに余裕ができました。
毎日食べる家庭なら節約につながりやすい
2026年6月時点で、我が家がよく利用するスーパーの価格を基準に計算すると、次のようになりました。
- 市販のヨーグルト1kg分:約500円
- 牛乳900ml:約234円
- 種ヨーグルト100g:約50円
- ヨーグルトメーカーで作る約1kg:約284円
1回作るごとに約216円の差です。
我が家では週に2回ほど作るため、単純計算では月に約1,700円の差になります。
もちろん、牛乳やヨーグルトの価格、電気代、作る頻度によって変わります。
それでも、毎日のように食べる家庭ほど、本体代を回収しやすいと感じました。
気になる点は、完成まで時間がかかり、仕上げの手間もあること
- 発酵に約9時間かかる
- 材料や混ぜ方によって仕上がりに差が出る
- 完成後に容器へ移して混ぜる手間がある
- 冷えるまで待つ必要がある
材料を入れたらすぐ食べられる家電ではありません。
固めへ仕上げる場合は、発酵後のひと手間も必要です。
移し替えて混ぜる作業は増えますが、私はそれ以上に、買い物の回数と冷蔵庫の圧迫が減ったメリットを大きく感じています。
おまけレシピ|固めにできたらコクとろハニーナッツを試してほしい
固めのヨーグルトが安定して作れるようになったら、ぜひ試してほしいのが、
私が考案したコクとろハニーナッツです。
我が家が毎日のようにヨーグルトを食べるようになった理由の一つが、この食べ方でした。
滑らかでもったりしたヨーグルトなら、ハチミツやナッツと合わせても水っぽくなりにくく、デザートのような満足感があります。
まずは固めのヨーグルト作りを安定させる。
その後の“お楽しみ”として、コクとろハニーナッツを試してみてください。
よくある質問
低脂肪乳でも固めに作れますか?
作れる機種や組み合わせもありますが、成分無調整の牛乳と同じ固さにならない可能性があります。
まずは種類別名称が「牛乳」のものを使い、安定してから別の牛乳を試す方が、失敗の原因を判断しやすいです。
なぜ冷やすときに蓋をしないのですか?
容器内に水滴をこもらせず、余分な水分を逃がしながら冷やすためです。
ただし、開けたまま長時間保存する方法ではありません。
冷蔵庫内で十分に冷えたら蓋を閉め、におい移りや異物混入を防ぎます。
手作りヨーグルトは何日保存できますか?
家庭では、市販品と同じ衛生環境や期限設定を再現できません。
清潔な器具と容器を使い、完成後は冷蔵保存し、なるべく早めに食べ切ってください。
保存期間は、使用機種の取扱説明書に記載がある場合は、その案内を優先します。
まとめ|材料と工程を固定すれば、もったり固めに作りやすい
ヨーグルトメーカーで固めに作るために、我が家で実践している方法をまとめます。
- 牛乳900mlと種ヨーグルト100gを使う
- 種ヨーグルトの固まりがなくなるまで混ぜる
- 42℃・9時間で発酵させる
- 完成後はジップロックコンテナへ移してしっかり混ぜる
- 蓋をせずに冷蔵庫で冷やし、十分に冷えたら蓋をする
最初はシャバシャバになり、「本当に市販品のようなヨーグルトが作れるのかな」と不安でした。
しかし、材料と工程を固定してからは、我が家好みの滑らかでもったりした食感に仕上がるようになりました。
固めに作れないからと、すぐにヨーグルトメーカーを諦める必要はありません。
まずは牛乳、種ヨーグルト、分量、温度、時間を固定し、完成後の混ぜ方と冷やし方まで見直してみてください。
毎日ヨーグルトを食べる家庭なら、冷蔵庫のスペースや購入費の負担も減らしやすくなります。
地味ですが、買い物のたびに何個もヨーグルトを抱える生活から解放されたのは、思った以上に助かりました。


















コメント