日常
夕食後、冷蔵庫を開けて「今日は何をデザートにしようかな」と迷う瞬間。
ケーキも、プリンも、果物も揃っている。気分次第で好きなものを選べる。
そんな日常の光景は、当たり前のように思えますが、よく考えればとても贅沢なことです。
幸せの理由
ほんの数十年前、日本でも食べるものに困る人がいました。
戦後の混乱期には、飢えで命を落とす人も少なくなかったのです。
けれど今はどうでしょう。
コンビニに行けば24時間、食べ物が手に入り、スーパーには世界中の食材が並びます。
「今日は和食にしよう」「明日はパスタがいいかな」と、私たちは自由に選べる。
それは、命をつなぐためだけの“食事”から、「好きなものを味わう楽しみ」へと変わった証です。
例えば、子どもが「カレーが食べたい」と言えばすぐに作れるし、
大人が「今日は少し贅沢してお寿司にしよう」と思えば叶えられる。
食べたいときに食べたいものを選べる自由。これは確かに“幸せの証拠”ではないでしょうか。
気づいていますか?
つい「今日は何を食べようか」と悩みながらも、
「選べること」そのものが幸せだと気づくことは少ないかもしれません。
世界にはまだ、毎日の食事すら満足に得られない地域もあります。
そう考えると、私たちが「飽きるほど食べられる」
という環境にいること自体が、どれほど恵まれているかがわかります。
食卓を囲むとき、その料理を「ありがたい」と思う気持ちを少し持つだけで、
日常はもっと温かく感じられるはずです。
今日もあなたの周りは”幸せ”で溢れています。
どうぞ素敵な一日をお過ごしください。
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